2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

眼の手術

見えにくい、見ようとする対象が翳っていると、もう相手を確認できない。それでごく簡単な手術だけれども、受けることにした。大きな病院で。 手術するかどうか随分と迷ったよ。そして、やろう、と決心したときは、うん、物が景色が、活字が鮮明に見えるさま…

夜と霧

一国にあって絶大な権限を握る人物の発する言動が、どれほどに重大な影響を人々にもたらすか。人を排除する、その根底にあるものを煎じ詰めれば、抹殺につながっていきかねない。排除、抹殺が国家レベルで為される時、その任に当たったものは、それを徹底遂…

リビングバイブル

心の栄養になる言葉や、座右の銘としている言葉ってあるよね。生きる慰めや力になるという言葉もある。 以外に聖書を心の拠り所としている人も多いみたい。ふる~い、もう死んじゃってると思っていると、これが芯になってくれることもある。 ただいかめしい…

コンビニ人間

昨年の夏に、実は立ち読みで読んじゃったこの本。ちょっと図々しかったかな。ものすごいスピードで。コンビニをここまで書きおおしてしまうコンビニ愛? に驚き。なにか小説でも書きたいと思っていた自分、身近なコンビニというものなら自分も知ってるぞ、さ…

羊と鋼の森

羊と鋼の森 作者: 宮下奈都 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/09/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (36件) を見る 主人公が、小、中学生の頃に歩いた森。そこを一人で歩いているときだけは、ゆるされている、と感じていた。ピアノ調律師とし…

ありがとう! ありがとう! これでも足りない、ありがとう! ありがとう! もっと言いたい、ありがとう!! 一瞬、雲がおおっても、ちょっと闇が続いても、やけにトンネルが長くても、その先には必ず光が待っている。必ず出口が待っている。それからは、それ…

空っぽの茶碗、空っぽの皿

なんじゃ、この食器は? 有田焼でもなけりゃ、志野焼きでもないじゃん。そのへんのただの皿、茶碗はもしかして100円ショップ? その通り、茶碗は100円ショップの数少ない絵柄からう~ん、と頭を抱えながらやっとチョイス。 でもね、きょう言いたいことはそん…

かけがえのない君

俺なんか、私なんか、そんなふうに自分を思ってやしない? そりゃ、とんでもない事だよ。お母さんはね、けっこうしんどい思いをして君を産んだのさ。育てるったって大変だよ。君が高いところから落っこちないように、どっかへ迷子にならないように、こりゃ死…

白鳥

ひとりじゃない

部屋がやけにだだっ広く感じられて、包む空気がひんやりと他人顔なんておもってやしない? ところがところが、そこにこそちゃんと満ち満ちているお方があるんだ。みえなくとも、ちゃんとそこにいる、ここにいる、それが神さま。だいじょうぶ、にこやかに笑い…

きょうもご苦労さま

企画、設定していた地域行事が、講師を引き受けてくれた方の止むを得ぬ事情で頓挫。参加希望していた皆様に電話をかけまくり、その旨をお伝えしました。 帰省していた二男は、きょうの帰省となるか。 息子たちも、若い人たち、みんなみんな頑張って生きてる…

ちょっと更新

正月で頭がふやけちゃってか、まだスタンバイしていない。ちょっとブログを開けたついでに更新してみましょ。 昨夜10時近くに、帰省していた息子が帰るというのでタクシーを呼んだの。雪が降るなかを乗り込む息子を見送ってふと見ると、今どきゴミ集積所にゴ…

年末年始、仕事に出てくれた人

年末年始、仕事に出てくれた人、いるかな? デパートなんかも、今じゃ元旦からやったりしてるよね。人が休むときに、仕事かい? だいぶ以前はそう思ったもんです。 今じゃね、仕事をやりたくても、なかなかなくてね。ただいることほど無駄なことはないと気づ…

インフルエンザに罹らないでよ!

元旦から、八幡宮にはたくさんの人たちが、ぎっしりと列を成して、参拝の順番が回ってくるのに耐えながら、遅々と前進するすがたを浮かべておりました。つまり、自分は神社には初詣に行きませんでした。 いいことあるといいな~。この年、この手で、ステキな…

これって、どういう本?

どうも2006年に出版されたらしいんですけれど、何しろ出版元の新風舎はすでに倒産、大したことないかなと思いきや、それが、な、な、何と、おっもしろ~いんですよ。 音楽を聴くと目がきらきらと輝く少年が、館からもれてくる弦楽四重奏にじっと耳をすまして…

今日よりブログを開設。皆様宜しくお願いいたします。