嘉藤治の家の前に立つ

久方ぶりの朝寝坊、気づけば8時少し前、飛び起きて8時半に近所のMさんが迎えに来るのに間に合わせる。半に外に出てみると、彼女がいない。こちらから行くのであったかとすっ飛んでいくと、彼女が運転席で待っていた。きょうは運転してもらうので、気分的に楽だった。9時40分に紫波中央駅。そこから、とっこ舎の方の車に乗り換え、嘉藤治の家に。N氏の説明方々、家の前に立つ。書斎を最後の見学ができるという事であったが、何らかの事情があったのだろう、予定変更、叶わなくなった。非常に残念ではあったが、主催者側も、ちょっと困っていたふうだったので、特に質しはしなかった。嘉藤治の家の隣にある花壇が傾斜地に広がっており、とてもよかった。ラ・フランスで昼食を摂り、オガールのレコードコンサートへ。受付を手伝っているときに、同期会のKさんから電話あり。外部からは入らないはず、主人かと思って出たところが、高校同期会のKさんからだった。彼女には番号を教えていたらしい。何れまた集まってクラス会の相談をするのだとか。会場の設置もすこし手伝う。レコード、解説ともに大変よかった。この同好会の皆様の温かさに感心。突然、司会の方が、私を記事とともにご紹介くださり、関連の歌を2曲を皆さんで歌ってくださったのには有難いとともに恐縮してしまった。レコードコンサートが終わった後に、権三ホールに立ち寄り、有志の方々と歓談。実はエルマンのレコードの写真を撮りたいという魂胆だったのだが、ここにはないのかもしれないなと気づき、そのまま皆様の話に耳を傾ける。よい熱心な方々、ずっと嘉藤治の顕彰を無私で続けて来られた方々だ。素晴らしいことだなと思う。自分はどこまで、いつまで、今やってゐることを続けられるかは自信がないし、熱心さが若干欠けているなと思わせられた。5時半に舎を後にし、6時20分頃帰宅。そして夕食準備。きょも、きのうと同じく咳が出て困った。ちょっと辺りに迷惑だったかも。