講談

4日、日曜日のきょう、まあまあこんな服で、と適当に着込んでから、あらら、きょうは記念会だと思い出し、急遽スーツに着替える。受付、感謝祈祷。二家族がいらっしゃった。故人のお顔を見ているうちに、涙が。お一人は身障者でありながら税理士試験を車いすで受験。あの方をけっこう遠くまで、毎日曜に送迎したことが懐かしい。何かしたいが、とお聞きすると、足を洗ってほしいと仰った。擦っても擦っても皮膚の剥落が尽きず、ああ、こんなにも足を洗うことが大変だったのだ、長い間洗っていなかったのだと気づかされた。机で仕事をされていた姿が忘れられない。もうお一方は、一度も人の悪口を言ったことがないと弔辞で友人が言ったのを思い出す。みんないい人たちだと言っている方だった。

例会があり一言ずつ。1時少し前には散会。2時に浜藤ホールで息子の友人の講談を聴く。主人が先に行って座っていた。写真撮るも、カードが入っていなかった由。何とも申し訳なし。

 

幾つか、絶えず頭の中を堂々巡りしている。相反する仮想が対立し、無益なのと無駄だと感じられる。すっきりしない。こんな時は主の祈りがいいだろう。

 

いま日曜音楽館でブルックナーをやっている。サントリーホールが思い出された。