研修、一日拘束

 夕べ、入院中の友達から、大きな治療が終わったと電話あり。葡萄をもってきてくれてありがとう、気持ちが嬉しくて」と彼女。何と言ったらよいか、「がんの治療だって随分とつらいところを通っている人たちがいるから、それだと思って乗り越えてゆこう」と言ってしまってから、私に彼女の苦しみがわかっているだろうかと自問。とにかく何かを言って励ましたい、元気になってもらいたい、喜んでもらいたいの一心だった。それでも、この言葉を彼女は受け入れてくれた。

 同期生の中にはもう亡くなってしまった方々もある。こうして生きていられるのは奇跡。生きられるところまで一緒に生き抜こうと私は言った。

 誰一人として同じ人生はない。似通っているとしても、みなさまざま。しかし、どうしてこうも苦しまなければならない人がいるのか。その答えはわからないけれども、自分にできることは終生友達であり続けること。彼女にこれから先いかなる変化が起きようとも、友だちでい続けることではないか、そう思った。

 

 6時に今日が彼岸であることを思いだし、24時間スーパーーへ散歩代わりに早朝ショッピング。仏壇に花と果物を備える。

 

 朝7時半に、蝶々夫人から電話。飼育してる幼虫が足にくっついていたのね。どうも葉っぱがなくなるから助けてのサインを出していたようなの。アゲハチョウには心があるとの高説を50年以上もかたく信じつづけ、毎年幼虫を飼育しては羽化させている。

 用件は、餌となるサンショウを根から掘っていただきたいというのであった。庭にはこういうときのために、生え出たサンショウはみな抜かないでおいている。3本を鉢に植えて届ける。
 外に出たついでにまた1時間ばかり草取りをし、3か所蚊に刺されてしまった。
その後は墓参り、その足で研修会場まで送ってもらう。

 

 きょうは、役目上の研修でまずは一日拘束といっていいだろう。10時半~15時半まで。後半、ちょっと大変だった。難しいことは何もないのだが、眠くなって大変だった。みなさん、とても熱心に聞いておられた。この研修で、非言語の方たちの謂わんとするところを理解できるように鋭敏にならねばならないと思わせられた。

 

 帰りは雨が。100円ショップで傘を買う。アーケード街の書店に立ち寄り女性セブンにのったと小姑さんが言っていた猫ミミの載った写真を、ちょっと悪いかなと思ったが立ち読み。帰るときにも雨がやまない。雨は平気だけれども、さすがに雷は怖かった。恐れながら自宅にたどり着く。すこし休んで夕食の支度を開始。いまブログ書き。