吟味

 教会の方々は、もういいから、それぐらい世のなかじゃゴマンといるんだから、と言いたくなるほど、自分が罪を犯した、イエス様には喜ばれないと悔い改めお祈りをするすがたがある。しかし、これがキリスト者のかんぜんなのだなと思う。人間に失敗はつきもの、しかし必ずこれではいけないと神の前に許しを求め祈る。

 こういった人たちの欠点、失敗をあげつらい、笑いものにする輩がいるが、今ははっきりとこう思う。基本的には善人である人をあげつらい痛めつける者はみな悪党であると。

 善人である方の能力を嗤い、誹謗中傷するものはみな人でなしであると。

ただ、そういう方にもこれまでの人生経験があり、もしかすれば、自分が痛めつけられたという人生を送ってきているかもしれないので、一概にはいえないが、自分の能力を過信し、自分の力を過信して、ひとを見くびる輩、立場を利用して悪戯をするような輩に対しては、やはり黙ってはいられないというのが正直な心境だ。

 ただ、この見解に間違いがないかどうかは、冷静に吟味する必要があるだろう。