圧雪

けさ自分の載ったタイムスを見て、ほんとうに有難いことだと思った。もしこの連載をしなければ、わたしはほんとうに終活の一環として、集めた資料をぜんぶ捨てていたかもしれない。本を出した時点で、この面白さをわかってくれる人がいないのだ、そんな諦めがあった。それでも、資料だけは捨てがたく、けっこう苦労して集め、コピーもとったことで、なかなか捨てられないでいたのだ。これをともかくも、こういうものもありますよと、公開する機会をいただいたのだ。

 できるだけ人に迷惑をかけないようにと心がけやってきた。ほんとうは、もっと取材し、歩くべきなのだが、出歩くことがなかなか憚られる。そこはやはり専業主婦なのだなと思う。

 4時過ぎに主人が帰ってきてから、スーパーに買い物に出かける。すこしの外出でもすっとする。帰りにバイパス北山あたりの気温表示は-6度、5時時点で-6度。今夜はぐんと冷えるだろう。

目が心配だ。また視力が落ちた気がする。眼が疲れている。バイパスは融けているが、ちょっと入ると、圧雪。しかしこれぐらいが皆が慎重になるので、事故は起きにくいかも。