法事

きのうは10時に弟が迎えに来てくれ、その車で盛岡市龍谷寺へ。上田の叔父(義理の母の弟)の7回忌。実業畑の叔父で、免許資格をいっぱい持っていると職場の中でいいように使いまわされるだけだよと言ったものだ。シベリア抑留に生き残り帰還。何か年計画かを立てて、バイパス際の土地を買い、アパートを建てるなどして、某会社勤務の傍ら生活の基盤を築く。よく人の面倒を見た。その縁で叔父の娘たちも良縁に恵まれ今がある。

 市内に移動、12時からの会食、いとこが是非札幌に遊びにくるようにと、電話番号をくれる。何年先のことになるやら。夕張や余市のようすを聴きかじる。児童文学のはなしをちょっとしたところ、小樽に来てみればと。彼女がもと図書館勤務だったことを思い出していた。帰りは弟の車に叔母の従妹と乗り込み、実家のあとに建てたという建物を経由し見てから自宅まで送られる。兄は自分の車で。思うところもあったろう。

 帰宅後は読書。家事。

 墓に備えられた花の中、ユリ、菊、ストックの束の奥に、麦と桃、アイリスの洋花が飾られていた。お香のよい香りを思い起こした。