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コンビニ人間

 昨年の夏に、実は立ち読みで読んじゃったこの本。ちょっと図々しかったかな。ものすごいスピードで。コンビニをここまで書きおおしてしまうコンビニ愛? に驚き。なにか小説でも書きたいと思っていた自分、身近なコンビニというものなら自分も知ってるぞ、さてどう書いてるかなと開けて、ああ、自分にはこうは書けない、さすが、さすがと思いましたね。

コンビニ人間

 きょうの朝日新聞の広告に、本屋大賞にノミネート決定とあり、海外からも翻訳のオッファーが殺到とか。芥川賞受賞作という賑々しさに加えて、海外にまで飛び出そうとするこの本を、もはやここに紹介するまでもないなと思いつつ、やっぱり、とつい書いてしまいました。

 あれ以来、コンビニに立っている店員さんを見ると、この人も、もしかして芥川賞作家に? なんて思っちゃうのです。

 こうしてよくよく装丁を見るとなかなかユニークですね。書店では、どうも題字だけを見てすぐに手に取り、読み終えて、すっと、もどしちゃったみたい。題名も見ずに読んじゃった本もありますが。

 自由に何冊でも買える予算があればいいのですが。しかし、店員さんが目を光らせていないか意識しながら読むのも、またぐんと緊張感が増してページが進むんですよね、これがまた。でもね、立ち読みで読み切っちゃうのは流石にちょっと気がひけなくもない。遠慮しなくちゃね。